Volumizing Threads (Jamber) in the Midface and Managing Side Effects: Clinical Cases
Archives of Plastic Surgery. 2024;51(4):350–355.
公式原文を見る ↗NEODOCTOR · RESOURCES
01 · RESEARCH & PUBLICATIONS
Archives of Plastic Surgery. 2024;51(4):350–355.
公式原文を見る ↗Korean Journal of Clinical Laboratory Science. 2018;50(3):217–224.
公式原文を見る ↗CAVERNの非臨床研究とJAMBER I/Fの臨床症例報告は、JAMBER AIの直接的エビデンスではありません。JAMBER AIの機械的特性、非臨床、臨床エビデンスは区分して蓄積・公開します。
MEDICAL MATERIALS · OPEN ACCESS
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JAMBER AI · JAPANESE LEARNING MATERIALS
モジュール1〜4の日本語スライドとナレーションを組み合わせた学習動画です。動画を再生しながら、原稿も確認できます。
どんな構造にも、物語があります。
そして、構造は、もう一度取り戻すことができます。
BIOLOGY FOLLOWS FORCE
私たちは毎日、患者さんと向き合い、より良い結果を目指して治療をしています。
その思いは、みんな同じです。患者さんも、不快感を受け入れてくださいます。
より良い結果を期待しているからです。
私たちも、同じように期待しながら治療をしている。
でも、いつも期待どおりの結果が得られたわけではありません。
もっと良い結果を出そうと、努力してきました……
もっと良い製品を探しました……
もっと良い施術方法も学びました……
そうやって、努力を重ねてきました……
それでも……
疑問は、まだ残っている。
もしかすると、私たちは……
最初から当たり前だと思っていたことを……
もう一度、考え直す必要があるのかも……
しれません。
患者さんは、より良い結果を期待しています。
だから、痛みや不快感も受け入れてくださいます。
施術(しじゅつ)の直後には、期待していた変化が見られます。
でも、その後、口を開けるのが難しいほどの痛みや不快感が、1週間以上続くこともあります。
ところが、1週間ほど経つと(たつと)、また自然に口を開けられるようになります。
糸(いと)が切れたはずはありません。
だとすると、これまでの方法について、一つ大事な疑問が浮かびます。
動く(うごく)組織を、動けないように固定する。それが、本当に一番良い方法なのでしょうか...
従来のリフティングは、下がった組織を、目指す位置に固定することを目的としています。
でも、動く(うごく)組織は、本来、動く(うごく)ものですよね。
もしかすると、その動く(うごく)組織を動けないように固定していることが、問題なのかもしれません。
私たちが本当に求めていたのは、組織の動きを保ちながら、患者さんの不快感を減らし、リフティングの効果をもっと長く持続させることでした。
そこで、ふと、こんな考えが浮かびました。
それなら、弾性(だんせい)を持たせればいいのではないか。
弾性(だんせい)は、スプリングという構造で実現できます。
外から力(ちから)が加わると、スプリングは伸びます。その力(ちから)がなくなると、元の長さに戻ります。
それなら……引っ張る力(ちから)も、持続させられるかもしれません。
技術的に、そんなことができるのでしょうか。
では、どうやって作ればいいのでしょうか。
多くの方は、こう思うのではないでしょうか。
ポリマーで作ったスプリングに、どれくらいの力があるのだろう。
では、どうすれば力を生み出せるのでしょうか。
そうです……鍵になるのは、ねじりです。
まず、ポリマーを引っ張って、張力をかけます。
その張力を保ったまま、ポリマーをねじっていきます。
ねじりを加えるほど、内部に弾性エネルギーが生まれます。
では、このエネルギーを、どうやって保てばいいのでしょうか。
ねじったポリマーを、張力を保ったままコイル状に巻いていきます。
そして、熱処理をします。
この熱処理で、エネルギーを生み出すわけではありません。
ねじった構造を、そのまま固定するための工程です。
スプリングは、コイル状のまま、動きが制限された状態になります。
組織に挿入している間も、この状態は保たれます。
目的の位置まで届いたら、まずハブテールを引っ張って、スプリングの拘束を解除します。
次に、決められた手順に沿って、カニューレをゆっくり引き戻します。
最後に、リテイニングチューブを取り外します。
これで、組織の中にはスプリングだけが残ります。
拘束が解けたスプリングは、蓄えられた弾性エネルギーによって、元の形に戻り始めます。
組織の抵抗があるので、完全に元に戻れるわけではありません。それでも、弾性によって元に戻ろうとする動きは続きます。
ここから、周りの組織には、機械的な負荷が持続して加わります。
そして、この力こそが、生物学的な反応の出発点になります。
機械的な力は、組織や細胞の反応に、どのような影響を与えるのでしょうか。
このモジュールでは、力がどう伝わるのか、そしてメカノトランスダクションについて見ていきます。
そのうえで、JAMBER AIに当てはまるかもしれない仮説と、実際の組織反応を確かめるために必要な根拠を、分けて考えていきます。
まず、エビデンスを三つのレベルに分けて整理しましょう。
製品が工学的にどう働くかは、実際に力や変形を測って評価します。
細胞が機械的な刺激にどう反応するかは、これまでの研究をもとに説明できます。
ただし、この二つを結び付けて、その製品が組織にどんな反応を起こすかを説明するには、その製品と使用条件で、別に確かめる必要があります。
弾性のある構造体は、変形させた状態で拘束を解くと、元に戻ろうとする力を生み出すことができます。
実際にどれくらいの力が生まれるかは、変形の大きさや、周りの抵抗によって変わります。
ですから、元に戻る様子を見るだけでなく、決められた条件で、回復可能なエネルギーと復元力を測る必要があります。
挿入後に残った変形によって、基本となる負荷が保たれる可能性があります。また、組織が動くことで、その負荷が繰り返し変動する可能性もあります。
一方で、組織の緩和や滑り、材料の分解によって、伝わる力が弱まる可能性もあります。
どんな負荷が、どれくらい続くのか。これは、時間を追って測定し、確かめる必要があります。
構造体と組織が触れると、お互いに力を伝える可能性が生まれます。
ただ、触れていることや、組織が密集していることだけでは、十分な力が持続して伝わっているとは言えません。
組織の変形と、お互いの位置がどれくらいずれるかを併せて測り、機械的にどのようにつながっているかを評価する必要があります。
機械的な刺激の結果は、力の大きさだけでは決まりません。力がどう分布するか、どれくらい続くか、刺激と休止をどう繰り返すかによっても変わります。
組織の状態や、炎症の状態も大切です。
刺激を繰り返し加える研究でも、変形の大きさによって細胞の反応は変わります。ですから、実験室で得られた数値を、そのままヒトの組織の安全基準に当てはめることはできません。
細胞は、周りの機械的な環境に反応します。
この過程には、接着構造が関わっています。ほかの受容体やイオンチャネルも、関わっている可能性があります。
ここでは、細胞外マトリックス、接着構造、細胞骨格、そして核をつなぐ、代表的な経路を中心に見ていきましょう。
細胞外マトリックスは、組織の中で力を伝えたり、分散させたりする構造です。
線維がどうつながり、どう並んでいるかによって、その場所で起こる変形も変わります。
この図が示しているのは、力が伝わる一般的な仕組みです。JAMBER AIが生み出す力が、実際にどこまで伝わるかは、別に確かめる必要があります。
インテグリンと焦点接着は、細胞外マトリックスと細胞骨格をつなぐ働きに関わっています。
接着構造が変わると、細胞の中のシグナルの働きにも、影響が出る可能性があります。
ただし、これらのシグナルは、お互いにつながったネットワークです。どの細胞でも同じ順番で進む、決まった一本道ではありません。
細胞骨格と核は、LINC複合体などを介して、物理的につながっています。
このつながりを通じて、細胞骨格の張力が、核の機械的な状態に影響を与える可能性があります。
実際に核がどう反応するかは、核そのものの構造的な抵抗や、細胞の状態によっても変わります。
核は、機械的な状態と、生化学的なシグナルの両方から影響を受けます。
核の形や、クロマチンの構成が変わる可能性があります。また、シグナルタンパク質が、転写の働きに影響する場合もあります。
こうした反応は、お互いに影響し合いながら、同時に進む可能性があります。
機械的な条件によって、クロマチンの構成や、調節DNAへのアクセスのしやすさが変わる可能性があります。
でも、すべての遺伝子領域で、アクセスのしやすさが同じ方向に変わるわけではありません。
核が変形したというだけでは、どの遺伝子が活性化するのか、あるいは、良い結果につながるのかまでは分かりません。
YAPとTAZは、TEADなどの転写因子と一緒に、遺伝子の調節に関わっています。
機械的な条件によって、これらが核の中にどれくらい存在するかや、その活性が変わる可能性があります。
ただ、核の中に移ったからといって、それだけで組織が再生したことにはなりません。どんな反応につながるのかは、別に確かめる必要があります。
機械的な入力は、クロマチンの状態と、転写を調節する因子との相互作用を通じて、一部の遺伝子プログラムに影響を与える可能性があります。
その反応は、一時的なものかもしれませんし、元に戻ることもあります。
ですから、ここで示した流れは、理解しやすくするための説明の枠組みです。この製品で必ずこの順番に進む、という意味ではありません。
遺伝子やタンパク質の反応によって、線維芽細胞の働きが変わる可能性があります。
収縮の働きが変わったり、マトリックスの産生や、分解と入れ替わりが変わったりする可能性があります。
ただ、それだけですぐに、新しい再生機能を獲得したとは言えません。実際にどんな機能が変わったのかを測り、その結果を読み解く必要があります。
細胞のアクチンとミオシンの働きは、つながっているマトリックスに、引っ張る力を生み出すことができます。
この力は、新しい成熟したマトリックスができる前でも、すでにあるマトリックスの局所的な並び方に、影響を与える可能性があります。
ただし、組織が引き締まることと、変形したあとにしっかり元に戻ることは、分けて評価する必要があります。
アルファ平滑筋アクチン、つまりアルファ・エス・エム・エーは、細胞が収縮性を示す状態にあるかを評価する、指標の一つです。
どの細胞に発現しているか、そして、時間がたっても続くのか、それとも減っていくのかを確認する必要があります。
この指標だけで、再生や病的な線維化を判断することはできません。炎症やマトリックスの構造、実際の機能も、併せて評価する必要があります。
マトリックスの再構築には、新しい成分を合成して分泌することだけでなく、すでにある成分を分解したり、並べ直したりすることも含まれます。
最終的にどれくらいの組織が残り、どんな構造になるかは、こうした過程のバランスによって変わります。
ですから、マトリックスが再構築されたというだけで、良い構造ができたとは判断できません。
修復が始まったばかりの時期には、三型コラーゲンの反応が目立つ場合があります。
一型と三型コラーゲンは、別の種類です。実際の量や分布は、組織ごと、時点ごとに確かめる必要があります。
挿入物の周りにこうした変化が見られても、まずは、施術による損傷や、それを修復する反応がどれくらい関わっているかも、一緒に考える必要があります。
マトリックスの構成は、異なる種類のコラーゲンが合成されたり、取り除かれたりすることで変わっていきます。
三型コラーゲンの分子が、そのまま一型コラーゲンに変わるわけではありません。
それぞれが占める割合や役割が変わる時期も、組織や損傷、挿入物の条件によって違います。ですから、すべてに共通する時間軸では示しません。
負荷によって、マトリックスの線維の向きが変わる可能性があります。
ただ、実際にどんな並び方になるかは、その場所での力の分布と、マトリックスの動きがどのように制限されているかによって決まります。
正常な並び方は、組織によって違います。線維がより平行に並んだというだけで、機能が良くなったとは判断できません。
組織が回復したかどうかは、コラーゲンの量や硬さだけでは評価できません。
変形したあとにどれくらい戻るか、変形がどれくらい残るか、組織同士が滑らかに動くか、そして負荷を支えられるか。こうした点も、一緒に見ていく必要があります。
対象となる組織の正常な働きに近づいているかを基準に、構造と機能を結び付けて判断します。
挿入後の組織反応には、機械的なシグナルだけでなく、施術による損傷や、材料に触れることへの反応も含まれます。
免疫細胞も、線維芽細胞やマトリックスに影響を与える可能性があります。
ですから、観察されたコラーゲンや被膜を、製品に蓄えられたエネルギーの効果だけで説明することはできません。異物反応がどれくらい関わっているかも、一緒に考える必要があります。
構造的支持コアは、まだ検証されていない研究上の仮説です。
これを、実際に組織で起きた結果として説明するには、測定できる構造が何なのか、周りの組織とどのようにつながり、一体化しているのかを定義する必要があります。
一般的な線維性被膜と何が違うのかを確認し、挿入物が機械的に支える力が弱まったあとも、機能が残るかを確かめる必要があります。
初期の変化には、物理的な効果と、初期の組織反応の両方が関わっている可能性があります。
コラーゲンの合成は、成熟したマトリックスができる前から始まる場合があります。
ですから、変化がいつ現れたかだけでは、原因を決められません。機能が持続するかどうかは、もっと長く追跡して確かめる必要があります。
製品の作用機序を確かめるには、その説明で想定している入力を実際に変えて、比較する必要があります。
時間を追って伝わる負荷を測り、機械的な特性や、それ以外の違いも確認した対照構造体と比べます。
そのうえで、どの条件の試料かが分からない状態で、組織反応と機能を評価します。そして、どの説明がデータによく合うのかを判断する必要があります。
これまでのラット研究では、糸の周りの組織反応や、コラーゲンの変化が示されています。
ただし、JAMBER AIに蓄えられたエネルギーによって、組織が再生したり、正常な機能が回復したりすることを、直接証明した結果ではありません。
JAMBER AIは、変形したスプリング構造が、挿入後、組織の抵抗を受けながら限られた範囲で元に戻るように設計されています。また、組織の動きに応じて、時間の経過とともに、組織と相互に作用する設計になっています。
適応的な再構築が起こるのか、異物反応や病的な線維化がどれくらい関わるのかは、まだ確認されていません。
こうした反応は、同時に起こることも、時間とともに変わることもあります。ですから、製品ごとの研究で、伝わる負荷、組織の構造、そして機能を、併せて検証する必要があります。
MODULE 05 · 21 SLIDES
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